自転車の種類 |
『自転車』って言っても、タイヤが太いものや細いもの、ハンドルが真っ直ぐなものにくねっと曲がっているもの、サスペンションが付いているものと付いていないもの、いろんな種類があるのね。 自転車に詳しいニシオおじいちゃんに聞いてみよう! |
1、舗装した道路を走る『オンロードバイク』 2、野山を走る『オフロードバイク』 3、アメリカで発達した『BMXバイク』 4、アメリカで誕生した『ビーチクルーザー』 これらの種類の更なる詳細を説明しよう! |
【ロードレーサー】 ロードレーサーの快走感と旋回感を体験しながらスピードを楽しむバイク。ドロップハンドルバー、直径が大きい700C車輪で幅25mm前後の細身のタイヤ、18~20スピードのギアチェンジなどが標準的なスペックです。 |
【クロスバイク】 クロスバイクの“クロス”は異なるものが交差するクロスオーバーを意味しており、これはロードバイクの走行性とマウンテンバイクの操作性や安定性を融合したハイブリッドバイクです。マウンテンバイクの太くて重いタイヤに対し、直径の大きい700Cの軽量タイヤを使用し軽快な走行に配慮。サスペンションフォーク採用して乗りやすさも確保し、都会での積極的な走行に最適です。 |
【スピードバイク】 ロードバイクと同等のスピード走行をリラックスしたライディングポジションで体験することを求め、クロスバイクとロードバイクが融合して誕生した新たしいスポーツバイクで、別名“フラットバーロード”とも呼ばれています。クロスバイクより細いタイヤを使用し、リジッドフォークや歯数の大きい前ギアなどの組み合わせによってロードバイク並みのスピード走行に対応しています。 |
【シングルスピードバイク】 スポーツバイクの基本を求めたシンプルなデザインで、別名“メッセンジャーバイク”とも呼ばれています。トラックレーサーを原点にシングルスピードが特徴で、ブレーキなど一般道路を走るための最小限の装備。精悍なスタイルでシャープな走りが楽しめます。 |
【ツーリングバイク】 荷物を積載し旅行のために長距離を走行するスポーツバイク。故障や破損が起こらず耐久性に優れていることが必要な条件です。 |
【ミニバイク】 車輪が小さいコンパクトバイクですが、性能と機能については26インチや700Cの一般車輪のモデルと同等です。 |
【ハードテイルバイク】 サスペンションフォークを採用したもっとも標準的なマウンテンバイクで、後部にサスペンション機構が無いために、ハードテールと呼ばれています。大部分のモデルが、アルミニウム合金のフレーム、24~27スピードのギアチェンジ、太いブロックパターンのタイヤを備えオフロード走行に対応。耐久性に優れハンドル周辺の操作性が容易なことからタイヤを交換すれば街乗りでも有効です。 |
【フルサスペンションバイク】 前後にサスペンション機構を備えることによってよりハードの走行条件に対応し、ジャンプやドロップの激しいアップダウン克服も可能になった万能型オフロードバイクです。 |
【速さを競うレーシングBMXバイク】 専用のオフロード競技場でスピードを争う競技に使用されるバイク。強度の優れたフレームとフォーク、20インチ車輪でスポークは36本、垂直に上に立った深いハンドル、シングルスピード、ブレーキは後輪のみ、これがレーシングBMXの主なスタイルです。 |
【技を競うフリースタイルBMXバイク】 1980年代初頭から、スピードを競うBMXから分化し、ストリートスポーツとしてアクロバティックな技を競うBMXの競技スタイルが派生しました。総称してフリースタイルと呼ばれ、現在では技を展開する場所に応じてフラットランド、ストリート、パーク、ヴァートなどに区分されますが、そこで使用されるBMXの共通点としては、激しいライディングやトリックと呼ばれる技の展開に対応した頑丈さの追及です。フレームやフォークは肉厚の厚いチューブを採用したスチール製、48本のスポークで組まれた強固な20インチ車輪、制動力の優れた前後ブレーキ、ハンドルを回転できるジャイロシステム、技を行うために必要なアクスルペグ、これがフリースタイルBMXの主な特徴です。 |
【ビーチクルーザー】 ビーチクルーザーの名前のように海岸の砂浜でも走れる2.125インチの太いタイヤを持つ街乗りバイク。ゆっくり走るのが目的で、リラックスした乗車姿勢が取れる幅の広いハンドルやサドル、シングルスピードで後ハブに組み込まれたコースターブレーキ、曲線を組み合わせたカンチブレーキレバー型フレームなどがビーチクルーザーの特徴ですが、街の中では存在感を示し強い個性を発揮します。 |
自転車の種類について、もっと詳しく知りたい方は、JBAの『自転車の種類』を見てごらん。 |