自転車の歴史 | ||
最近、自転車を買ったら自転車のこともっといろいろ知りたくなってきたマリコ。 自転車好きで物知りなニシオおじいちゃんに聞いてみようっと! |
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自転車の発明はそれほど古くなく意外と短い歴史にもかかわらず、いつ頃誰が発明したかははっきりしていないんじゃよ。ヨーロッパのいろいろな国々が、自転車を発明したのはわが国である、なんんて主張してたが、いずれの説も確固たる証拠が無いものの、ヨーロッパで考えられたというのは確かなんじゃ。 1813年、ドイツで“ドライジーネ”と呼ばれた木製のベロシフェールにハンドルを取り付け、走りながら曲げられる足蹴り式の二輪車を発明したんじゃよ。現在ではこれが自転車の発明とされてるんじゃ。当時の記録として、ドライジーネは37kmを2時間30分で走ったそうで、これは時速15km/hに相当し、かなりのスピードじゃ。 イギリスのリチャード・トレビシックは1801年に蒸気自動車を製作し、1804年には蒸気機関車を発明したが、この事から判断すると自転車はそれより新しい乗り物になる訳で、これはちょっと驚きじゃのぉ。 |
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1800年代、イギリスで子供玩具の木馬の前後に車輪をつけて、当時の大人が地面を足で蹴って走ったものが、自転車の原点と言われているんじゃ。その後、様々な改良が重ねられ、現在の自転車へと発展してきたという訳さ。 |
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ちなみに、“BICYCLE”の語が商品名として登録されたのは1869年で、この頃から自転車を“バイシクル”と呼ぶようになったと考えられているんじゃ。“バイシクル”は普通名詞ではなく誰かが作った造語で、2個の回転部分を意味していると思われとるんじゃ。 | ||
そして、1888年、アイルランドのジョン・ボイド・ダンロップが空気入りタイヤを発明。これによって自転車の乗り心地とスピード化が格段に向上し、自転車は急速に進歩。ダンロップは獣医だったが、牛を治療した際に腸にガスが充満している様子からヒントを得たそうなんじゃよ!! | ||
もっと詳しく、自転車の歴史が知りたい人は、JBAの『自転車の歴史』を見ると良いぞ。 | ||