外観は鮮やかなオレンジ色、ハイドロフォーミングされたトップチューブが印象的でとてもカッコ良い。またがってみると、780mm程ある股下でもちょっとスタンドオーバーハイトがきつい。もうちょっと低いと嬉しいのだが、サドルが下まで下がらなかったので少しシートチューブをカットして、バニーホップしやすい様にリアサスのサグは5mm程度にして、トレイルに向かった。
　店が山梨ということもあり、短いトレイルは近くにある。セメント塗りの荒れた激坂をダンシングで登るとフロントフォークは頻繁にストロークしてロックアウトしないと非常にロスを感じる。フロントをロックアウトして、登るとロスの感覚は無くなり、リアサスはロックしないでおいても不快なロスは感じない。むしろ、適度にリアサスが動いてグリップを助けているように感じた。ダートの登りはよりグリップが増し以前リジットの29インチに乗っていたが確実にグリップが増したように感じる。ロスが大きいようには感じない。下りは圧倒的に速い。以前とフォークストロークが違うので一概には言えないがフロント、リア共に接地がよく、ブレーキが良く効く（当たりが出てないのでブレーキ自体はいまいち）。ハンドリングにもダルサは無く、安全で楽しくライディング出来ました。 普段、ロードバイクに乗ることが多いが、これからはMTBでトレイルに行く事も増えそうです。来年でも富士見に持って行って性能を確かめたいと思います。