GT フューリー1.0 のインプレです。 何と、富士見最終日前に入荷したので、11月5日に富士見パノラマで乗ってきました！！
　まず、私のスペック。身長165cm、体重 58キロ、そんな訳で今回のフューリーは『S』サイズを注文しました。展示会でカッコいいと一目惚れし、カーボンモデルとは違った、こじんまりとしたデザインで、横から見ると本当に小さいです。
　さて、話は戻りますが、富士見では久しぶりという事もありCコースを4本ほど走ってきました。感想 は、速い！！軽い！！漕げる！！といったところ、今までＩドライブを所持していた事が無いので今回乗ってみて漕ぎに干渉しないサスペンションだと実感。普通のシングルピボットのDHバイクとはかなり性格が違く感じます。
　サスペンションセッティングに関してはちょっと硬めです。体重が65キロ以上な感じで、特にフロントが硬い。リアに関しては300のバネが入っているので、250があれば・・・といったところ。出来ればリアはエアユニットを入れて、フロントフォークはソフトスプリングに変えたいです。うちのお店では店長号という事もあり、すべて変更予定。
　あと・・・この自転車の凄い所・・・どうでもいいといわれそうですが。洗車が楽ちん！！！手が入るのと、変な穴がほとんどない！！妙な切削もな い！！これだけでお片付け10分マイナスです。ダウンヒルの何がめんどくさいって、走行後の洗車ですよね！？

　定価 367,500円 これから始める方にとっては高いと思うかもしれませんが、前からやっている方にとっては『安い！！』の一言。今年は様々なメーカーが安いDHバイクを作ってきました！その中でもかなり上位の部類だと思います。2.0もいいですが、私は色に惚れてしまったので。1.0にしています！

　いつものトレールでのTestRideになりました。持った感じではアルミのDHバイクにしては非常に軽く、またがって平地をこいだ第一印象もストロークしながらでもスイスイ進む感じで剛性感もすごくあるなと思いました。ハイエンドパーツでカスタムしたらまだまだ軽くなりそうですね。70kgの僕がまたがったサスペンションのサグを計ると、フロントはやや硬くリアはちょうどよい感じです。
11年モデルのフューリーワールドカップのオーナーにも参加してもらい乗り比べました。トレールを下りだすと低重心で非常に接地感が強い割にくいくい進み、初代DH-ｉからの特徴的なガレたセクションやハイスピードの直線もグイグイこいでいける感じは更にパワーアップしてる感じです。タイトなつづら折のコーナーでもコンパクトなフレームのおかげでDHバイクだということを忘れるくらい軽快にクリアできますね。アルミのフューリーの方がコーナーとかでの車体のしなりが感じられビキナーにも乗りこなせるでしょう。一方カーボンのフューリーは超高剛性で サス・ユニットの違い、バネ下のカーボン化により運動能力の差も多分ありますがさらなるスピードをバイクが要求してくる感じで、、、。一般レベルでは体が怠けてると負けるというか、ねじ伏せる乗り方は難しいですね。アルミフューリーは競技レベルではカスタムパーツ的なグレードアップよりもあっさりサス・ユニットを交換したほうが手っ取り早くタイムアップに繋がると思われます。

　今回私が試乗した場所は、福井県にある福井泉スキー場です。FRバイクでも楽しく走る事ができますが、FURYだともっと楽しく走れます。
FURY1.0はフレームがアルミなので、カーボンに比べ衝撃・振動吸収性が劣るのかなとも思いましたが、全然そんな事はありませんでした。アルミフレームでも快適に走行する事ができます。ガレ場や木の根なんかでも「アイドライブ」のおかげでしょうか？安心して漕ぎを入れることができます。フロントサスペンションのROCKSHOX Boxxerは出荷状態のバネレートが高いので交換が必要だと感じました。（体重が61kgの私がですが）いつも10本ほど走行するのですが今回は7本しか走行していませんが、体は全然疲れませんでした。それだけ車体全体が良い仕事をしてるのかな？と思います。
これからダウンヒルを始める方には価格帯もお手頃ではないかと思います。当店では試乗出来ますので興味のある方ご来店下さい。