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2012販売店スタッフ インプレ

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GT | MTB | ディストーション 3.0
 

・低重心、112mmストロークのSLOPE STYLEバイク
・お気に入りのトレイルで思う存分楽しめるジャストサイズバイク


ワークショップ モンキー
2011/11/22更新

 今回、GTデイストーション3.0を購入させていただきました。実は以前、初年度のモデルに試乗させて頂く機会があり、その時に個人的な乗り方や、ホームフィールドにあうサスバイクが見つかった!と感じていたのです。じゃあ何故、その時入手しなかった?訳は簡単、カミサンに「足は何本あるの?」との一言に一蹴されてしまったからです。
 今回出会った2012年モデルのデイストーション3.0。
 これはトニカクそのまま走り出せる、そんなパーツセレクト、まさに必要十分に纏められ、価格に対してのバランスの良いバイクに仕上がっています。
 ショートストロークのサスペンションバイクというと、現在どのメーカにも質の良いコンプリートバイクはあるのですが残念ながらどうしてもXCレーサーやXCラリーバイクになってしまい、重量が軽い事は良いのですがハンドリングがXCレース寄りのシャープでクイック傾向になって、下りでの安定感に欠けてしまいます。私のような積極的に降りでバイクを扱えない輩でも下りを楽しみたい・・・。じゃあミドルレンジストロークの(140mmぐらいとか)バイクの方が動かない手足を助けてくれるのでは?その通りなんですが・・・実は違うんです。これはDHコースとかの様に常に高速で走るわけではない、自分たちのフィールドでの事ですが長いストロークになると上手くストロークの一部を積極的に潰していかないと、(スムーズに走れない)体が揺れてジタバタしちゃうこともあるんですよね。
 デイストーションは120mmストローク程度のフロントフォーク設定で、FRバイクの140~150mmストロークサスペンションフォークの設定値の様にへッドアングルがねています。この辺りがXCバイクのフロントに無理やりストロークを伸ばしたフォークを入れて、 ねたヘッドアングルを作った場合(BBハイトが上がってしまい本末転倒)と異なる所なんですね。低重心でショートストローク、下り向きのヘッドアングル、これがデイストーションの魅力で、剛性のあるフレームは暴れることなく急坂での後輪荷重時も安定しています。
 但し、スロープスタイルのバイクなので少々ガッチリ出来た分フレーム重量がある、これが問題と言えば問題。(上級モデルはそれなりなパーツ構成である意味完成していますが)3.0は遊びながらカスタムしていけばバイク自体の全体重量も、楽しみながら調整していけると思います。
 そんな事でこの一月強の使用で先ずフロントフォークを変えてみました、設定のフォークでも動きは十分なのですが、スチール製のスタンション等で少々重量があり、前を軽くした方が楽に乗れそうと考え交換を決定、選んだのはもちろんSRサンツアーのエピコンTAD・15QLC、アプローチ登りと下りでストロークを可変させて使い勝手を向上、それ以外にブレーキローター径を160mmにサイズダウン・リアタイヤも好みの転がりの物に交換したりカスタムをしてます。御蔭さまでこの冬場は、自前のハードテール使い分けながらの走りが楽しめそうです。

 
 
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ピコリバイシクル
2011/11/22更新

 近年、ますます過激さがエスカレートする、『クランクワークス』や『スロープスタイル』を代表するダートジャンプ系コンテスト。要求されるトリックは、よりハイレベルなものへと進化し、バイクにもそれに特化した性能が求められる様になった。これを受けて、『GT/DISTORTIONシリーズ(1.0/2.0/3.0)』が開発されました。
 これらのコンテストは、一般のマウンテンバイカーにとって『見るもの』であり、プロレベルのライダーでもなければ現実離れした世界ですが、ダートジャンプ用ハードテイルバイクを発展させたこの『ディストーション』の特徴である『低重心+ショートストローク+頑丈なフレーム』からは『トレイルでオモロイバイク』という想像と期待が膨らみます。世界的には、前後に150mm前後のストロークを持ったバイクが『オールマウンテン』という位置づけになっていると思いますが、日本の里山的なエリアで遊ぶには、クロスカントリー系バイクが、担ぎも楽だし、スペック的にも一番オモロイ(ちょうどいい)と思っているマウンテンバイカーも少なくないと思います(僕もそんな一人です)、『GT』なら前後120mmストロークの『センサー』も候補にあがりますが、もう少しスタンドオーバーハイトが低い方がいいなぁ・・・後ろは120mmもいらないなぁ・・・とかっていう気がしなくもありません。
 期待の『ディストーション』は、スタンドオーバーハイトはグッと下がり、後ろのストロークは112mm、『うぅ・・・ん、オモロそう!カッケーし!』って事で買ってみました、乗ってみました。里山もイイのですが、ここはやっぱり気兼ねなく遊びたいので、『高峰MTBワールド』へ行ってきたので感想を一言『ハードテールの様なフルサス』、この一言でほとんど全てと思いますが、もう少し付け足しますと・・・

・フロント140mmは少し長いかな・・・と思っていましたが、ちょうどイイ感じでした。
・Iドライブは、ハードテールよりも簡単に登れると感じた。
・僕の様な一般レベルのライダーでも、あり余らないスペックで、むしろコントロールの幅が増えたと感じた。
・当たり前ですがギャップで跳ねない、視界がぶれない、ジャンプ(僕のジャンプなんてたかが知れてますけど)の着地も安心で余裕が生まれた。
・当たり前ですがハードテイルより疲れないので、集中力も切れず、長い時間遊べた。(高峰5本走りましたが、時間があればいくらでも行けそうでした)
・期待通り、サスによるモタついた感じが無く、細かい切り返しもシャープ。『結果、超オモロかった!』

マイナスポイント:
・担ぎづらい(あたりまえ)
・XC車より重い(あたりまえ)

 実は以前、同じGTのIドライブで『ラッカス・フロータ』(前後150mmストロークのフリーライドバイク)に乗っていた事があるのですが、僕の遊び方(エリア)ではオーバースペックで、あまり乗る機会が無く、ハードテイルをメインのバイクにしていたのですが『ディストーション』は、僕の遊び方では理想的!メインのバイクになると思います!『リヤサスなんていらないよっ、俺のデコボコを勝手に処理しないでくれよ』っていうハードテイラー?にも、そぉ~っとオススメしたいバイクです!
 試乗できますので、お気軽にご来店くださいませ!お待ちしております!

 
 
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掲載している情報は、記事執筆時点のものです。価格やスペック、その他情報は変更になる場合があります。

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