2012販売店スタッフインプレ

・低重心、112mmストロークのSLOPE STYLEバイク
・お気に入りのトレイルで思う存分楽しめるジャストサイズバイク

2012/05/31更新

　自分用にすでにディストーション1.0を所有しており、本当に乗っていて楽しいので、みなさんにもツアーで乗って頂きたいと思い、今回ディストーション2.0を購入しました。
　自分の楽しみ方としては、年に数回の裏山メインゲレンデDHといった使い方でどちらかと言うと下り寄りの走りを楽しんでいます。最初購入の際に、候補のフォースと悩んだのですが、前後150mmのストロークは、裏山メインでの使用の私にとっては、少しオーバースペックの様な気がしたのとハードテールの反応の良さが好きなので、ディストーションの方が自分のスタイルに合っていると思い購入しました。
　乗った印象は、スロープスタイルというよりは、（やった事ないですが）シャープなオールマウンテンといった感じでした。ストロークの長いオールマウンテンの様な腰高感が無く、低重心でヘッドアングルも寝ているので、下りでの安定感もバツグンでしかもI-DRIVEやフロント２枚ギアおかげで登りもガンガン登れてしまいます。そして、可変シートポストまで付いていて至れり尽くせりです。限界の深いハードテールといった感じでショートストロークのおかげで反応も良く、ハードテールから乗り換えても全く違和感を感じませんでした。日本のトレイルにかなりマッチしたバイクだと思います。このままでも充分なスペックですが、可変ストロークのサスを入れれば、最高の1台となるでしょう。何台もMTBを所有出来ないという方にもおすすめです。あと、私の1.0には2インチUPのハンドルを今回購入させて頂いた2.0には1インチUPのハンドルが付いています。好みはあるでしょうが裏山には登りも視野に入れて、ローライズが合っていると思いました。
　マイナスポイントとして少々車重はありますが、その代わりにDHマシン並の剛性が手に入るのなら、全く問題ではないです。今年はこのディストーションで、MTBツアーを存分に楽しんでもらいたいと思います。

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