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DayDownBicycles | ||||||||||||||
2011/11/14更新 | ||||||||||||||
Z5はいわゆるレーシングバイクではなく、コンフォートでクルージングするための自転車とのこと。ちょうど私個人の通勤用ロードを探していたところでしたので、コンフォートな乗り味に期待し、このZ5を選んでみました。 インプレすることを念頭に置いてあるのと、購入されたお客様の感じ方に近づくために、あえて何も変えず、完成車の状態そのままで乗っています。 コンフォートバイクの先入観から、フニャフニャした乗り味を想像していましたが、剛性感は凄く良いです。ハンドリング特性もゆったりとサイクリングをするということをコンセプトに作られているので、安定感のあるコーナーリングが出来ます。ここは評価が高いです。振動吸収性はかなり高いです。嫌なストレスや突き上げをうまくいなしてくれます。非常にいい仕事をしているなと感じます。 ハンドルがどうしても高めになるので、ダンシングであったり、下ハンを持ってグイグイもがくのは苦手かと感じます。トルクをかけて踏んでいった時は、パリッとしたレーシーな加速ではなく、少し遅れて加速していく感じがありますね。ただ、コンフォートとして使うならば、レーシングバイクより優れている部分は非常に多いです。アップライトなポジションは、「とても楽だな~」と感じさせてくれます。乗車姿勢がコンフォートバイクとしてとても良いんです。乗った事はないのですが、ランドナーやスポルティーフは、こんな感じに自転車を楽しんでいたのかな?と思いました。半日くらいのツーリングでも、通勤でスポーティに走りたいといった用途でも、結構キビキビ走って楽しいと思います。とても懐の深いバイクですよ。 パーツアッセンブルも、基本シマノ105で固められていて安心です。ブレーキアーチのみ、シマノ製の別ラインナップになりますが、そこはシマノ製ですから、サードパーティーのブレーキアーチとはまったく安心感が違います。「レーシングバイク」ではなく「ライフスタイルバイク」。それを理解して乗れば、この自転車の目的がはっきり見えてきます。楽しいです。この性能、この価格なら非常にお買い得です。 |
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㈱サイクルセンターまつしま | ||||||||||||||
2011/11/02更新 | ||||||||||||||
コンフォート系ロードの先駆者的なモデル、FELT Z5は、ハイコストパフォーマンスモデルのZ6に対して、コンポをシマノ105で統一しているモデル。
以下、お客様とのサイクリングで走ったインプレッションです。 普段自分が乗っているアルミカーボンバックロードと比較するためにポジションも全く同じにして、100kmほど走ってみました。速度的には、ゆっくりとしたサイクリングペースでのインプレッションとなりますので、ご了承下さい。フレームがフルカーボンですので、軽いのは当たり前ですが振動吸収性が秀逸で、乗り心地が抜群です。例えるなら、路側帯の白線で点線になっている所などで比較すると違いは歴然です。アルミカーボンバックだと不快ですが(笑)、Z5だと気にならないレベルで走れます。またホイールベースが長いので、安定感もよく低速でも気を使うことなく安心して乗れました。変速に関しても、一番重要なクランクまで105ですのでスイッチの如くよく動き、変速します。初めて乗る方が、変速性能の低い他社メーカークランクで無理やり変速してディレイラー変形(よくある話です)といったことも心配無用です。 乗り心地が良くて、直進安定性も良く、変速もストレス無く出来るのでレース的な使用というよりもロングライド的な使い方があっていると思います。実際に100km走った後も、いつもに比べると疲労感がなく、時間があればまだまだ走りたかったくらいです。ロングライドでの「疲れない」は、重要です。自転車は、楽して安全に走れると楽しさは倍増しますからね。 初心者の方で「ロードに乗って長距離を走りたい。」「買うならきちんとしたのが欲しい。」という方には、ぴったりなモデルだと思います。予算に余裕があれば、ホイールを回転性能の高いものに変えるとさらに楽に速く走れます。 |
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