[フォース カーボン プロ] ¥630,000 カラー:ロウ サイズ:XS(437)、S(447) 重量:12.4kg |
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SPEC:GT FOC ハイモジュラスモノコックカーボン IDシステムサスペンション 150mm トラベル12×142mm SHIMANO E-THRU、ROCKSHOX Revelation XX 150mmトラベル 15×100mm Maxle、FOX Racing Shox Float RP23BV、SHIMANO Deore XT 38T/26T、SHIMANO Deore XT FD-M785/X0、Easton EA70 XCT、Maxxis Ardent 26"×2.25"、Formula R1 180mmローター | ||||||
上りは急がないが、下りはぶっ飛ばしたいアナタに。 | ||||||
下りのエキスパートモデル。上りは確かに辛いところもあるかもしれないが、そこは押してしまえば全く問題なし。常設ダウンヒルコースを存分に攻めたり、激しい路面の続くトレイルをスムーズに走れる1台だ。長い上りはゆっくり上ればいい、と決めてる人には、オールマイティ。街乗りならスリックタイヤでよりクイックに。 | ||||||
前側の剛性が高く、思ったラインを楽にトレース | ||||||
GTのリアサスシステムである『iドライブ』には、いまだ根強いファンがいる。S社がパテント(特許)を取得しているため気軽には作れない4バーリンクというリアサスの仕組み、この後輪の理想的な軌跡を、異なる発想で実現したのが『iドライブ』なのだ。 ペダリング時にサスペンションが無駄に動かないこのシステムは、登場から数年、当初は特に下りでの性能を評価され、その後、細かなリファインを繰り返してより軽量になり、上りも含めた全地形型のサスペンションとして輝きを増していった。 現在GTは、そんな熟成させたたiドライブの性能を利用し、目的別に最適化させたモデルを積極的にリリース。単にサスペンションのトラベル量を変えただけでなく、重心位置や剛性のバランスなども、その目的で最も使いやすいよう設計されている。 |
例えばこのフォース。下りでの安定性、楽しさのために作られたマシンである。DHレース用MTBのような下り性能を持ちつつも、公称12.4㎏という重量とiドライブのペダリング性能の良さで、下り終わった後の上りでもさしたる問題はない。そんな下りメインのオールラウンド|業界ではオールマウンテンと呼ぶ|なマシンを、山中選手はどう評価するだろうか。 「座ったまま下れるバイクですね。特に15㎜アクスルを使ったフロントの剛性が高いです。思ったラインを前輪がトレースして、後輪は衝撃を存分に吸収してくれる。だから、思うように走れるんです。リアからの突き上げもないので、恐怖心もなくなりますしね。 上りは確かにぐいぐいと加速する感じではないんですが、それでもきちんと上ります。下り終わった後にゆっくり上る感じですね。」 |
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ロックショックスの可変シートポスト、リバーブを装備する。上りも下りも自在に楽しめるこの装備は、最近のMTBのマストアイテム。 | ハンドル部、左右にレバーが付く。サスの動きと可変シートポストの長さを制御するスイッチだ。まるでコックピットのようである。 | カーボンの素地の上に描かれるグラフィック。全体のトーンをブラック&カーボンでまとめあげた、シブいルックスのモデルだ。 | ||||