[ザスカー 9R エキスパート] ¥210,000 カラー:サテンダークグレー サイズ:S(420)、M(471)、L(507) 重量:11.4kg |
||||||
SPEC:GTトリルプルトライアングル キネシス6061-T6スーパーライトアルミ、ROCKSHOX REBA RL29" 100mmトラベル、SRAM S14002.2 39T/26T、SRAM X7/SHIMANO DEORE XT RD-M780、DT SWISS X470 29ER、Maxxis Aspen 29"×2.1"、Formula RX 160mmローター | ||||||
街から山まで。その29ホイールが全てを受け止める。 | ||||||
MTBを29erから始めたい、という人にうってつけの1台だ。MTBライドの基本とも言える、リアホイールのトルク・コントロール技術は、このアルミフレームのダイレクト感なら習得しやすい。絶妙なハンドルポジションとパーツセレクトで、街乗りから山まで、ほとんどの状況で楽しめる。 | ||||||
高い走破性と速度を、走りやすいポジションで | ||||||
『ザスカー』、お帰りなさい、と、昔ながらのライダーならつい口にしたくなるはず。'90年代にGTの全盛期を築いたフレームが、ザスカーだ。GTのアイコンであるシート根元の『トリプルトライアングル』が生み出す高いダイレクト感と、6000番系アルミ素材のバネ感は、多くのレーサーたちを魅了し、一時代を築いたものだった。 そんなザスカーがラインナップから消えてしまったときは、時代の流れかとなんだかがっかりしたものだが、またもや時代がやってきたのか、ザスカー復活。もちろん時代に合わせて29erとなり、トップモデルに使われた6000番アルミを、このミッドクラスにも採用。うむ、これこそまさに時代の流れ。長生きはするもんである。 さて、29erになった新世代ザスカーの乗り味はどうなっているだろう。 |
山中選手はこう評する。「走破性が高いです。26インチと同じ感覚だと、普段より速く走っている自分に気がつきます。大きな段差も気にせず通れる走破性は、転倒も少なくするんじゃないかな。 逆に、スピードが上がると細かな動きが取りにくくなるんですが、これをハンドルポジションを高くして、コントロール性を上げることでカバーしています。レースで速く走るというより、29erとしての走りそのものを、オールマウンテンで楽しむための全体設計、という印象を受けますね。 グッと踏むと、ガシっと進む、アルミならではの乗り味も悪くないですよ。今となっては、高級カーボンの乗り心地が当たり前になっていますが、この価格で、この万能さ、文句の付けようはないでしょう。」 |
|||||
GTのアイデンティティとも言える、シート根元の形状『トリプル・トライアングル』。かちっとした乗り味とGTらしさを同時に提供。 | フロントサスのトラベル量は100mm、29erホイールの走破性とベストマッチ。このカラーリングが黄色&黒になっているのも好印象だ。 | 全体のカラートーンを統一するのが、今年のGTの大きな特徴。このザスカーでは黄色と黒。グリップにも『GTウィング』が描かれる。 | ||||