FELTではFEA解析やテストライドによって得られたデータを元に、カーボン素材の種類、織り方からカーボンシートを巻く方向を決定し1枚ずつ重ねてLay Up を決定します。負荷の掛かり方に応じてカーボンシートを設計、加工するこの製法により、部分ごとに異なる性能を求められるという難題を解決した、完成度の高いチューブを開発することに成功しました。
従来のモノコック工法は、フレーム成型時に余分な材質が、どうしてもコーナー付近に残留してしまうのが難点でした。しかし、FELTではIn Side Outテクノロジーとダイナミック・モノコック工法を組み合わせ、成型過程においてチューブ内にポリウレタンを仕込むことで重量を増す余分な材料を極限まで削減することに成功、完璧な内部処理を実現しました。